トランス脂肪酸の危険性

まとめ

 

マーガリンは危険!ということを聞いたことがあるかもしれません。

 

危険と言われている原因は「トランス脂肪酸 」

 

今回は、トランス脂肪酸の危険性や各国の規制についてご紹介します。

 

 

トランス脂肪酸とは

 

◆ 天然にできるもの

牛肉や羊肉、牛乳や乳製品の中には微量のトランス脂肪酸が含まれています。

 

 

◆ 油脂の加工・精製でできるもの

魚油、植物油などの液状の油脂に水素を添加し固化させた人工油。

食べるプラスチックとも呼ばれています。

 

マーガリン・ファットスプレッド・ショートニングを材料に使った、洋菓子や揚げ物などに含まれ、時間を置いてもカリッとした揚げ物、ふっくらとしたケーキを作ることができます。

 

 

WHOの発表

 

トランス脂肪酸は、悪玉コレステロール濃度を上昇させ、冠動脈性心疾患のリスクを増加させることを発表。

 

その他にもがん・糖尿病・アレルギーとの関係が疑われています。

 

アメリカ国立研究所NHLBI によれば、アメリカでは1250 万人もの国民が冠動脈性心疾患にかかり、毎年50万人以上が亡くなっています。

 

 

WHOの提言を受けた海外での規制

 

2008年、アメリカのニューヨーク州やカリフォルニア州・台湾・タイではトランス脂肪酸の食品への使用を禁止。

 

米国とカナダのマクドナルドは、トランス脂肪酸が含まれた調理油の使用を中止しました。

 

EU加盟国・シンガポールでは、トランス脂肪酸濃度の上限値を設定したうえ、表示を義務付け。

 

韓国・中国・香港でも表示が義務付けられています。

 

 

日本での規制

 

WHOではトランス脂肪酸の摂取を総エネルギー比1%未満に抑えるよう提示。

 

アメリカ人の平均摂取量は2.2%、日本人は0.3%と日本国民のトランス脂肪酸の摂取量は、WHOの目標を下回っています。

 

そのため、日本では、食品中のトランス脂肪酸の基準値や表示義務はなく、不飽和脂肪酸や飽和脂肪酸、コレステロールなどの他の脂質についても表示の義務や基準値はありません。

 

トランス脂肪酸を表示する必要はないというガイドラインは現在に至るまで改定されず、さまざまな国が規制しているのに、日本は表示義務さえないのが現状です。

 

トランス脂肪酸が使われている食品は、パン、マーガリン、スナック菓子、マヨネーズ、カレールーと多岐にわたり、トランス脂肪酸を摂取したくなくても表示がないので、トランス脂肪酸を避けることを難しくしている一因となっています。

 

 

トランス脂肪酸の表示義務がなければ、何を見て判断すればいいの!?

 

トランス脂肪酸をできる限り摂取しないためには、

・植物油脂

・加工油脂

・ファットスプレッド

・ショートニング

 

この表示があったら、トランス脂肪酸が含まれてる可能性が高いです。

 

自分の健康を守る選択肢として参考にしてくださいね。

 

 

(参照)

すぐにわかるトランス脂肪酸:農林水産省 (maff.go.jp)

トランス脂肪酸の食品健康影響評価の状況 | 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する (fsc.go.jp)

すぐにわかるトランス脂肪酸:農林水産省 (maff.go.jp)

トランス脂肪酸とは | 一般財団法人 東京顕微鏡院 (kenko-kenbi.or.jp)

食品中のトランス脂肪酸について

世界で規制が進む「トランス脂肪酸」 日本では野放しのなぜ? | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)