ハムやソーセージは体によくないって聞く、その理由...亜硝酸ナトリウムの危険性

まとめ

 

子どもが大好きな食べ物でもある、ハムやソーセージといった「加工肉」

 

多くの加工肉に含まれる添加物「亜硝酸ナトリウム」が危険視されています。

 

今回は、亜硝酸ナトリウムの危険性についてご紹介します。

 

 

亜硝酸ナトリウムって?

 

たらこ・明太子・ハム・ベーコン・サラミ・ウィンナーなど加工食品に発色材として使用されている食品添加物。

 

色調や風味を良くし、細菌の増殖を抑えるために使われています。

 

この発色剤である亜硝酸ナトリウムが入っていないと、ハムもソーセージもいくらもたらこも鮮やかな色があせてきてしまいます。

 

時間が経つと黒ずんできてしまい、美味しそうに見えなくなってしまうとの理由から、亜硝酸ナトリウムを使用することが多いようです。

 

添加物の中でも特に毒性が強く、毒物及び劇物取締法で劇物に指定されています。

 

 

亜硝酸ナトリウムの危険性

 

2005年、ハワイ大学の研究チームにより米国癌学会議(AACR)総会で、加工肉を多く食べるグループは、あまり食べないグループに対してすい臓がん発症リスクが67%高いという結果が発表されました。

 

《 致死量 》

◆ 青酸カリ 0.15g

◆ 亜硝酸ナトリウム 0.18g

 

亜硝酸ナトリウムは、猛毒の青酸カリウムと同じレベルの毒性を持ちます。

 

これほど強い毒性を持つので、死に至らなくても体に入るとさまざまな症状を発症させるとして、危険視されています。

 

さらに、アレルギー体質を持つ人の中には、重症の気管支喘息を発症する物質だと言われており、特に乳児は敏感であるため、アメリカではベビー食品への使用は禁止されています。

 

 

国際がん研究組織(IARC)・WHOによる発表

 

国際がん研究機関(IARC)は、ベーコンやソーセージなどの加工肉を、5段階のうち最も発ガン性が高いとする「人に対して発がん性がある」グループ1に指定。(タバコ・アスベストと同じグループ)

 

牛や豚などの赤肉も、「おそらく発がん性がある」としてグループ2に指定されています。

 

WHOは「ハムやソーセージなどの加工肉を1日に50g食べると、大腸がんになるリスクが18%高まる」ことも発表。

 

日常的に摂取する加工肉を50g増やすごとに、人が結腸がんになる相対リスクは18%高くなるとも指摘されています。

 

 

まとめ

 

亜硝酸ナトリウムは、食肉に含まれるアミンと亜硝酸と結合すると、ニトロソアミンという強力な発ガン物質になるとも言われています。

 

ハムなどの加工肉を選択するのであれば「無塩せき」と表示されているものを選択することで亜硝酸ナトリウムを避けることができます。

 

なるべく加工肉を食べない選択を。

 

一人一人ができる範囲で自分の健康を守っていきたいですね。

 

 

(参照)

国際がん研究機関(IARC)による加工肉及びレッドミートの発がん性分類評価について:農林水産省 (maff.go.jp)

日本ハム株式会社 (nipponham.co.jp)

亜硝酸ナトリウム(発色剤)|避けた方がよい添加物 (whitefood.co.jp)

「ベーコンやソーセージでがんになる」研究の伏線は20年前の「ホットドッグ戦争」:スピン経済の歩き方(3/5 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

「加工肉の発がん性」WHO組織が正式に認定 | WIRED.jp

亜硝酸ナトリウム | シャボン玉石けんの店 にんぽう倶楽部 (silk.to)

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