本当に安全?気にしすぎ?気になる食品添加物の作用
保存料・甘味料・着色料・香料など、食品のパッケージによく見かける食品添加物。
日本では、加工や保存をしたり、味をつけたりするときに使う調味料・保存料・着色料などをまとめて「食品添加物」と呼んでいます。
厚生労働省が安全性について確認し、使用の基準を定めたうえで、食品添加物の使用を認めています。
確認されてるとは言え、「本当に健康被害はないの?なるべく避けた方がいいのでは?」と思われる方も多いはず。
今回は、気になる食品添加物についてご紹介します。
防カビ剤
OPP / OPP-Na / TBZ (チアベンダゾール) / イマザリル
日本では収穫後の防カビ剤使用は禁止されていますが、輸入物に関しては食品添加物として許可されています。
運送の際の品質劣化を防ぐことが目的で、レモン・オレンジ・バナナなどの輸入果物に使用されています。
防かび剤が塗布されていないオーガニックや国産のものを選ぶのがオススメです。
⚡リスク⚡
発ガン性 / 遺伝子損傷性 / 変異原性 / 染色体異常
人工甘味料
アスパルテーム / アセスルファムK / スクラロース
アスパルテームの甘さは砂糖の200倍、スクラロースは600倍。
カロリーゼロ商品に多く含まれますが、この甘さが神経伝達物質や神経の快楽中枢に影響を与え、味覚障害や精神疾患にも繋がると言われています。
糖の代謝を調整するインスリン(別名:肥満ホルモン)に作用するので、肥満や糖尿病のリスクも。
⚡リスク⚡
腸内環境悪化 / 血糖値が不安定になる耐糖能異常 / 肥満 / 味覚障害 / 精神疾患
保存料ソルビン酸 / ソルビン酸カリウム
細菌の増殖を抑えて、保存性を高める食品添加物。
食品だけではなく、食品以外にも、歯磨き粉やシャンプー、化粧品などの「防腐剤」として使用されています。
適切な量であれば危険性はないとされていますが、気になるのは他の添加物との組み合わせ。
ハムやソーセージなどの加工品に含まれる亜硝酸と摂取することで発がん性が上がるとの指摘もあり、避けておきたい添加物です。
⚡リスク⚡
免疫障害 / 成長不順 / 腎臓肥大
タール色素合成着色料
石油製品から化学合成され、食品の着色として使用。
世界各国では、規制や使用禁止の動きが出ています。
■ イギリス
赤色40号・102号、黄色4号・5号を含む6種類のタール色素が、注意欠陥障害の原因になる恐れがあるとの理由で、食品メーカー等に自主規制。
■ アメリカ・カナダ
赤色2号・102号・106号は、がんやアレルギーを引き起こす可能性があると使用禁止。
⚡リスク⚡
不妊症 / 胎児に悪影響 / 発ガン性
(参照)