野菜の残留農薬ランキング!国産は安全?

残留農薬を避けるには...?

まとめ

 

みなさんは野菜を買うときには何を基準に選んでいますか?

「国産のものなら安全!」と国産の野菜を手に取る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実は、日本は「農薬大国」とも呼ばれており、日本の農薬使用量は世界第2位。(*FAO(国連食糧農業機関)調べ)

 

海外では農薬使用に規制をかける動きが活発ですが、日本では規制緩和の動きがあるなど逆行する部分も…。

 

これにはどのような背景があるのか、またどのような野菜・果物に残留農薬が多いのかをご紹介いたします。

 

 

残留農薬の多い野菜

 

アメリカの「エンバイロンメンタル・ワーキング・グループ(EWG)」は、残留農薬値の高い野菜や果物のリスト「ダーティー・ダズン」を毎年発表しています。

 

それによると、残留農薬が多い野菜・果物は以下のような結果になりました。

 

1.いちご

2. ほうれんそう

3. ケール

4. ネクタリン

5. りんご

6. ぶどう

7. 桃

8. さくらんぼ

9. 洋梨

10. とうがらし

 

出典:EWG's 2021 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Dirty Dozen

 

 

残留農薬の少ない野菜

 

EWGは同様に、残留農薬値の低い野菜や果物のリスト「クリーン・フィフティーン」を発表しています。

それによると、結果は以下のとおりです。

 

1. アボカド

2. とうもろこし

3. パイナップル

4. 玉ねぎ

5. パパイヤ

6. さやいんげん(冷凍)

7. ナス

8. アスパラガス

9. ブロッコリー

10. キャベツ

 

出典:EWG's 2021 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Clean Fifteen

 

 

農薬使用量ランキング(1haあたり)

 

日本の農薬使用量は世界トップクラスです。

 

海外では禁止されている農薬が日本では使われ続けているなど、海外で日本は海外に比べて、農薬の基準が甘いのが実情です。

 

1位 中国 13kg

2位 日本 11.4kg

FAO(国連食糧農業機関)の統計より

 

日本の使用量は、アメリカの5倍、フランスの3倍の量に値します。

 

安全性を確認している上での使用とは言え、食品の残留農薬はアレルギー・鬱病・アルツハイマーなど数多くの危険性が指摘されています。

 

 

日本で農薬使用量が多い主な理由

 

◇ 温暖多雨な気候であるため、病害虫が発生

  しやすいから。

◇ 消費者が虫の食った野菜や形の整っていない

   野菜は購入しなくなったから。

 

また、国産でまかなえない食品については、輸送時の品質劣化を防ぐために基準を緩和せざるを得なく、海外では自国向け食品の使用には禁止されているけど日本向け輸出には使用して良い農薬も存在します。

 

 

野菜選びのポイント

 

残留農薬をなるべく避けるためには...

 

◇ 有機、オーガニック食品を選ぶ

◇ 産地、生産者、栽培方法がわかるものを選ぶ

◇ 旬のものを選ぶ

 

旬でない食品は、栽培のときに虫がつきやすくなる分、農薬が多く使われる傾向にあります。

 

農薬は単純に悪いわけではなく、農薬を使って害虫や菌を防ぐことで、消費者が病原菌や虫から細菌感染するリスクを避けられるメリットもあります。

 

農薬を完全に避けることは難しいので、私たち消費者は農薬とどう向き合っていくかを考えることが大切です。